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【過敏性腸症候群】なんとかしたい下痢・便秘

はい!

テーマは「過敏性腸症候群」

難しい病名ですが簡単に言うと

緊張するとお腹が痛くなる症状ですが

なかなか侮れません

目次

どんな症状?

この症状日本人の10人に1人の割合で悩まされています

まず大きく分けて2タイプ

下痢タイプ便秘タイプ

下痢タイプでよく聞く原因は

「ストレス」ですね

緊張などのストレスで腸の「ぜん動運動」が

活発になる信号を脳が出して下痢を起こしてしまう

そして大事な時に「また下痢になるのでは!」

という想いがストレスになり悪循環を起こしてしまうんです

このようにストレスをため込みやすい方に

処方されるお薬は

「ラモセトロン」

腸のぜん動運動の脳信号を伝わりにくくする薬です

副作用として便秘になるのでお医者さんと

相談しながら量を決めましょう。

下痢タイプにはもう一つあります

「ラモセトロン」が効かない場合

考えられる原因が

「胆汁」です

なんらかの要因で胆汁が大腸まで届いてしまって

何を食べても下痢になってしまう

胆汁は便を柔らかくする性質があるので

大腸まで届いてしまうと下痢になるのです

胆汁が原因の方に処方されるのが

「コレスチミド」

これは元々コレステロール値を下げるお薬です

便秘タイプは?

女性が多いようです

原因としては「大腸の変形」

特に出産を経験されていると

内蔵が動き変形する可能性が

高くなります

大腸の変形と共に
・食べる量が少ない
・腹筋が弱い
・過度なダイエット

などが重なると便秘になりやすくなります

処方される薬は

「酸化マグネシウム製剤」

腸の中に水分を引き寄せる効果があるので

便を柔らかくします

「刺激性下剤」

市販薬ではピンクの小粒コーラ◯クが有名ですが

2018年に新薬が登場しました

「胆汁酸トランスポーター阻害薬」です

下痢タイプでも出てきた胆汁を逆に利用する薬です

大腸に入る胆汁を増やして排便を促します

薬以外の方法として

腹部のマッサージやラジオ体操がいいようです

体をひねったり前屈したり反り返ったり

ラジオ体操侮れません

元気な方は全力疾走がいいようです

走っている時は胃腸の動きが止まり

走り終えると胃腸が活発に動き出すそうです

高齢者の方はごろ寝運動です

10分うつ伏せその後左右に5分転がる

便秘に効く意外な食事方法

よく野菜を食べて食物繊維を摂るといいと聞きますが

摂り方を間違えると逆効果になるんです

食物繊維は2種類あります

不溶性水溶性

それぞれどんな特性があるかというと

不溶性は野菜、芋、豆、きのこなど

便の元になるものなので

便秘を解消するものではなく

予防するものと考えたらよいです

水溶性は海藻、果物、こんにゃくなど

便を柔らかくするもので

便秘の解消に効果があります

便秘になったら

・野菜を摂りすぎない
・野菜は最後に摂ること

です

あと食事に関していうと

何も食べない時間を作る!

何か食べて腸を動かした方がいいんじゃないの?

と思ったりしますが理由があるんです

8時間以上何も食べず胃や小腸が空になると

大ゼン運動という大腸が絞り出すような大きい動きを

促すのです

他には?

便秘タイプの話題が長くなりましたが

稀にアレルギー反応で下痢になるタイプもあるようです

このタイプの方の処方は

やはり「抗アレルギー薬」で改善できるようです

最後に

「過敏性腸症候群」の原因はさまざまです

医師と話し合いながら根気よく原因を

探っていくことが大切になります

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